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紙風船を描く・鉛筆デッサン〜大人クラス〜

今回の大人クラス・鉛筆デッサンのモチーフは紙風船。

二週にわたって描いていただきました。

紙風船の色の描き分け、紙の質感、折り目やしわの感じ等、毎回言ってますが難しいですね。

お二人とも“難しい!!”と悲鳴をあげつつも必死でモチーフにくらいつく姿は素晴らしいです。

お二方それぞれのタッチで見事仕上げられました!!

紙風船の軽さも出ましたね。

今回は体験でお一人来ていただきました。

“絵は苦手なんです。”と言うHさん。

小さめの画用紙で玉ねぎを描いていただきました。

◎Mさんの作品

少しデッサンに慣れてこられたMさんにとっても、今回のモチーフは“難しい!!”とのことでした。

変に熟(こな)れてしまうことなく、“難しい!”と思う気持ちはとても大切ですね。

研究熱心なMさんは独特な方法で描き進めていきます。

四月から何枚かデッサンをしてきましたが、ここにきてMさんらしい特色が出てきたように思います。

今後も色んなモチーフを描くことで表現の幅を広げていきましょう!!

◎Nさんの作品

紙風船のへこみが気になるNさん。どうしてもその部分ばっかり手が入ってしまいます。

見たままをしっかり描こうとするNさんですが、“なかなか質感が出ない!”と苦戦していました。

その姿勢はデッサンをするにあたってとても重要なので、是非忘れないでほしいですね!

見たまま、というより、見たものをどう表現するか、はデッサンの難しいところです。

今回は2週に渡って描いた事により、一つのモチーフをじっくり掘り下げて描くことが出来たんじゃないでしょうか。次回も頑張りましょう!!

◎Hさんの作品

体験にきてくださったHさん。時間がないとの事だったので、小さめの画用紙に2時間で描かれました。

絵は苦手、とおっしゃってましたが、アドバイスさせていただいた意図をしっかり汲み取り、デッサンに反映する力がおありのようです。

2時間という短い時間の中でしたので、あまり描き込めなかった点はありますが、玉ねぎの形がしっかりとらえられていて、玉ねぎのまるみが出てますね。

初めてのデッサンとは思えない出来栄えです!

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