第2回日本画ワークショップ
第2回目の日本画ワークショップ、今回は、男性1名女性2名の計3名の方に御参加いただきました。
初参加のお二人は小さめの色紙を選ばれ、一枚をしっかり仕上げていかれました。
ちょっと小さいかな、と思うくらいの大きさでしたが、本来時間のかかる日本画なのでそれ位の大きさだと密度があって完成度が高くなります。
今回で2回目の参加であるTさんは次回も御参加いただけるとのことでしたので、通常のサイズ(サイン色紙の大きさ)の色紙で2回で一枚完成予定です。
皆さん熱心で、初めから終わりまでずっと集中して描かれていました。
気がつけば、「えっもう時間!?」、、あっという間の3時間でした。
◎Nさん(男性)の作品
日本画を描くのは初めてというNさん。
今回日本画を描くにあたって、風景の写真やイメージ写真等をお持ちいただきました。
悩まれた結果、その中の一つ、ほおずきの写真をもとに描かれました。
ほうずきは“鬼灯”とも書く通り、その赤い実は妖艶に映ります。
Nさんの描かれた作品もほおずきの持つ妖しさ、狂気がにじみ出てくるようですね!
小さいながらも迫力ある作品です。
◎Mさん(女性)の作品
美大の彫刻を学ばれていたというMさん。絵を描くのは久しぶりと言う事で、気合い十分、1番のりで来ていただきました。
まずはモチーフ選び。細長い色紙にミョウガを三つ並べるという構図がすんなり決まりました。
最初はちょっと緊張されてる様子でしたが、途中からは調子よく、集中してどんどん進めていきます。
仕上がりを“ふわっとした感じにしたい”という事で、最後にバックに胡粉を少し混ぜたところ、“イメージ通り!”とのこと。良かった!!
Mさん独特の爽やかで素直な感性、どこかしっとりとした質感を感じさせる作品になりました。
◎Tさん(女性)の作品
日本画ワークショップ2回目の参加のTさん。今回は次回も続けて御参加いただけるとの事で、2回で一枚仕上げる形で進めています。
前回も日本画絵の具を楽しんで描かれていましたが、前回は時間の縛りがあり、焦って仕上げる形になってしまいました。それを踏まえると、今回は前回以上に楽しんでおられたように思います。
大らかな感性をお持ちのTさん。今回は画面をまとめるのではなく、のびのびと楽しんで描いていただきました。
さあ、次回はどうなるのか楽しみですね!