おとなの図画工作〜コラージュ〜
おとなの図画工作の第二弾はコラージュ。
コラージュとは、フランス語で「糊付け」を意味するように画面上に様々な素材を組み合わせ、貼付けていく技法です。
男性2名、女性1名の計3名の方に御参加いただきました。
今回は雑誌や色紙などを使った紙の素材に限らず、貝殻や石、紐など立体的なものも使い、カラースプレーや墨汁、絵の具、等で着色もしています。
土台(ベース)には、厚めの紙や板のような厚みのあるしっかりしたものをご用意しました。
それぞれ工夫をされて制作されていました。
◎土台(ベース)となる素材
厚めの紙、段ボール、板など厚みのあるしっかりしたものをご用意しました。
◎Nさん(男性)の作品一枚目
偶然性を意識し、新聞紙の契り方、絵の具のたらし込みなど工夫されて制作されていました。
白い絵の具をたらし込んだところが複雑な層になっていて不思議な効果をもたらしています。
◎Nさん(男性)の作品二枚目
カラースプレーの赤と墨汁を垂らした線が印象的で効いてます。
シンプルな作品ですが緊張感のある画面に仕上がっています。
◎Nさん(女性)の作品
旅先で拾った石や貝殻、葉っぱなどを持って来ていただきました。
今回は松花堂の庭園のイメージだそうです。画面構成をしっかり考えて制作されていました。
真ん中の石の配列が庭園らしさが出てますね。
◎Tさん(男性)の作品一枚目
新聞紙の切れ端や葉っぱを重ねたところにカラースプレーをかけて画面を作り、その上にドローイングをしています。コラージュ作品ではありませんが、カラースプレーで作った画面が儚げでロマンチックです。
◎Tさん(男性)の作品二枚目
一枚目の作品から一転してコラージュ作品です。
画面を渡る青い紐やぐねぐねと描かれた線が有機的で何かが蠢いて(うごめいて)いるように感じます。